【日記】孤独のコムテツWP

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ごみの分別に神経質になりすぎて、捨てる段階まで一生たどり着けません。
まめも!です。

通話環境やサービスの充実によってオフライン・オンライン問わず、映画のウォッチパーティーができるようになり、自分の周りでもやっている人たちを見かけるようになった。盛り上がりをリアルタイムで共有できたり、気づきを教えたり教えられたりできるなどメリットも大きいが、まず自分の中で作品から感じ取ったものをまとめる時間も必要なのではないだろうか。

僕は映画やアニメのような映像作品であったり、ゲーム・漫画・小説などを遊んだり見たり読んだりするとき、一通り完走するまで詳しい評判や人の感想は頭に入れないように意識している。
先入観を持ってから作品に触れてしまうと、純粋な自分本来の受け取り方や意見が発生しにくくなってしまうことを危惧しているからだ。

ネタバレがそこら中に転がっており、何気なくツイッターを眺めていただけでも意図せず地雷が作動してしまうのも珍しくない昨今。伝聞によって頭に刷り込まれた情報が、自分の主観にバイアスをかけてしまってはいないだろうか。

気を付けるようになったエピソードの一つとして、アニメ「パンチライン」を見たことが印象的だった。
ざっくりこのアニメについて説明すると、主人公が女の子のパンツを2回見たら地球(人類)が滅亡するという物語である。MAPPA制作、2015年に平日深夜のノイタミナで放送。音楽は小室哲哉さん。
ちなみに、台初明香ちゃん(CV. 釘宮理恵)がかわいいです。

僕はパンチラインを録画していて、まだ1話も見ていない状態だった時、友人からこのアニメはあんまり面白くなかったから途中で見るのをやめたという報告をもらった。
これを受けて天邪鬼だった僕は逆に気になり始め、早速溜めこんだ録画を見ることにした。
結果、個人的には面白いと感じてしまい、当たり前のことながら感性は人によって違うのだなあと当時の僕にとっては考えさせられる出来事だった。

しかしここで、僕が「このアニメは面白くない」という友人の発言を受けて、「逆にこのアニメで面白い部分を探そう」と躍起になってしまっていたのではないかという懸念が生じる。
忠告なしに視聴していた場合、僕はパンチラインに対して真摯に向き合っていただろうか。自分にとっての面白さを見つける努力を少しでもしただろうか。
評判に左右されず逆張りもせず、良い部分と自分に合わない部分を判断していくことが大事だと思った次第である。
特に、感性が要求されそうな創作活動家など表現者側の立場にいる人間ほど気を付けたほうがよさそう。

ここでウォッチパーティーの話に戻そう。
これまでの話をまとめて、誰かと一緒に映像作品を鑑賞するということは自分だけの純粋な抱いた感想や疑問を考察する機会を損なう可能性をはらんでいるので、皆さんもそこのところ頭の片隅に意識してみたら如何でしょうか、という提案をさせていただきたい。

とはいえコメディ系のようにあまり頭を使わないようなものや、初見でない場合であれば別に僕の持論には該当しないので、映画のジャンルや作品によって適正は変わってくると思うし、うまく使い分けられれば良いのではないか。
また、映画館で見るときは上映中は一人で見ることになるし、終わったら一緒に行った人と感想戦ができるしで個人的に理想形だと思う。

よく考えたら、そもそも僕は映画を一緒に見たり何かの感想を言い合うような友達がいない。

これまで色々他人に影響を受けるなだの書いてきたけれど、この原動力が僻みじゃないと胸を張って言えるだろうか?迷いなく嫉妬の炎とは違うと言えるのか?

あーあ!!!!!友だちほしーーいな!!!!!9月8日!!!!!

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