【日記】新鮮な炭酸飲料、鶏肉のドリップ

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Amazonで炭酸飲料のレビューを眺めていた。

商品名を言うとドクターペッパーだ。
2週間前の僕であれば、たとえ画面に関連商品としてドクターペッパーが出てきたとしてもクリックをして詳細を開くことはなかっただろう。開いたきっかけは、間違いなくPSP版のシュタインズ・ゲートのシナリオを読破したからだ。
評判通りかなり面白かったです。おかげさまでYouTubeでブラックホールとか科学系のゆっくり解説動画とかAIにおすすめされて出てきたらついつい見てしまいます。

話を戻して、ウマ娘コラボしてるエナジードリンクZONe(eだけ小文字なんですね)の隣に表示されたドクターペッパーのページを開いた。
普段ディスカウントストアでばかり買い物をする僕からすれば、Amazonの食品・飲料はなんでも割高に感じてしまう。

カートに入れる気は最初からなかった。
商品の値段や成分の説明には目もくれずに、一気にレビューの位置までマウスのホイールで下に下にとスクロールする。

よしやるぞ!と思ってやったことは1度もないが、Amazonのレビューを眺めるのは若干好きだ。
出品者や商品のメーカー関係者でもない部外者である自分からしたら、一つの商品に対して複数の人間がそれぞれ違った価値観で批評する様をノーダメージな位置から観測できるからである。
レビューを見ていると、様々な人間がいて様々な考え方があるのだなと思わせられることがある。自分にないアイデアや知識を垣間見ることができるという点で惹かれる部分があるのだろう。
でもよく考えたら、商品が高評価のレビューを見ても自分に利益があるわけでもないし、明らかに理不尽なモンスターカスタマーの散文を見ると気が滅入るようなところはあるか。あんまりノーダメージじゃないじゃん。
そんな点を踏まえて、趣味としてレビューを見ることのおすすめ度は★★★☆☆です。

再び話を戻そうじゃないの。
ドクペのレビューのひとつに、「他の方も書いていた通り炭酸が抜けてるような、配達の影響かな」というのがあった。炭酸が抜けるほどのパワフル配達ってできるの?
そういえば、自分が炭酸飲料を購入して、それを開栓して飲んだ時に炭酸が抜けているかどうかなんて考えたことがない。Amazonで炭酸水買った時も全然気にしなかったし。
本当に炭酸が抜けていたら気の毒ではあるが、今後炭酸系の飲料を買った時に意識してしまうかもしれない、そんな発見があった。

炭酸水を製造する時は、二酸化炭素の性質上で液体に溶けやすくするために高圧・低温状態で加工される。容器に入ってから店頭に並ぶまでの間、液体中の二酸化炭素は温度変化や物理的なショックはもちろん、経年の膨張防止の意味もあってPET素材からも微量に通り抜けて炭酸は弱まっていく。(缶や瓶の炭酸がおいしく感じるのは、炭酸が時間経過で抜けにくいからかもしれない。)
それでも炭酸の強さに違和感を覚えることなく手に入れられる。
こうして考えるとよく炭酸飲料ってここまで暮らしに根付くほど流通してるものだ。

これまで考えたことはなかったが、製造直後とはいかなくても日数が経過しないうちに飲む新鮮?な炭酸飲料は、普段口にしてるものと少し違うのかもしれないし、あんまり変わらないかもしれない。

などと、冷蔵庫内で包装が破れていたために漏れ出た鶏むね肉のドリップで汚れた無調整豆乳のパックを、スポンジで擦ってからキッチンペーパーで水滴を拭き取りながら考えるのであった。8月17日。

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